<職場における新型コロナウィルス感染症対策について>
10月24日午後1時から千葉県産業保健看護研究会の研修会がオンラインで開催されました。
はじめに苅込会長からこの間のコロナ禍で総会を中止し、研修会についてオンラインで開催になった経緯などの説明および山瀧先生の紹介があり、講義が始まりました。コロナ禍のもと、産業看護職としてどう取り組んでいけばよいのか、君津健康センターの山瀧一先生から詳しいレジメをもとに講義をしていただきました。
コロナについての基礎知識として感染経路、症状、潜伏期間、病態、70代、80台で致死率が約3分の1に及び、重症化リスクは基礎疾患を持っている場合も含めて示されました。濃厚接触者や疑い者の要件、受診・相談の目安、風邪やインフルエンザとの症状の比較、軽症から重症別の経過、検査の在り方、治療の実態などわかりやすく説明がありました。
診断されてからの法令上の取り扱いや手洗い消毒の実践、感染経路の把握や感染予防策、企業として取り組むリスクコミュニケーションや産業保健職としての役割など最新の情報を収集しながら走りつつ、正しい情報提供と気持ちに寄り添い科学的根拠をもって関わる構えがわかるように感じました。
法的に留意しなければならない点にも触れ、職場環境を改めて見直し、3密とならないようにしつつ、管理者と連携しながら職員の健康管理をしていく重要性を再認識しました。
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